オープンのきっかけと自己紹介
幼少期は川越、小中高の多感な時期は神戸で過ごし、川越にまた戻る。
学生時代は青春18きっぷを駆使して国内をめぐり、沢木耕太郎や椎名誠、山田詠美などの書物に影響され、まずは東南アジアへ。初めて行ったタイで海外旅行に目覚める。以降アジア、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカなど20ヶ国近くをまわり、ついでに各地のお酒を飲みまくり、食べまくる。
2000年に恵比寿のワインショップに転職した事がきっかけにでワインに開眼。
2003年 日本ソムリエ協会認定 ワインアドバイザーの資格を取得。
ワインのバイヤー等を経験し、2007年より業務店向けのワインサプライヤーで営業事務として勤務。
2011年同社を退社し、しばしワインの仕事から離れていた2013年秋、飲食に対するエネルギーが半端ない女子4人が結集し、スペイン・フランスにまたがるバスク旅行を決行。
美食の街として有名な「サンセバスチャン」で大奮発して3ツ星レストランで舌鼓。しかし!それ以上に興奮したのは旧市街のバル巡り。地元のワインやビールを1杯とピンチョスを2、3品頼んで日本円で千円くらい。そんな店が30分もあれば1周できてしまうような街にひしめき合っており、老いも若きも、地元の人も旅行者も、朝から晩までハシゴハシゴ♪
色んなものをちょっとずつツマみながら、ガバガバ飲める。しかもリーズナブルに。そんな酒飲みの欲望を満たしてくれる、サンセバスチャンのような街が近くにあったらいいのに・・・
そんなぼんやりとした思いが「ワインスタンドPON!」のオープンを考えたきっかけとなりました。
店主ひとりで細々と営業するため、スタイルはサンセバスチャンのバルのようにとはいきませんが、ちょっとずつ、リーズナブルに、時にはちょっといいワインを気軽に楽しめる「川越の酒場」になりたいと思っています。